L’unite ouvriere

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『労働者の団結』。詳細不明だが、CGT(フランス労働総同盟)のルノー社フラン工場支部が独自に発行していたジャーナルのようである。パリ郊外にある同工場はルノー社の最古かつ今日でも最大の工場である。68年当時は国営の「ルノー公団」で、CGTの拠点でもあった。CGTのゼネスト方針のもと、工場が労働者と学生に占拠されたが、6月初めに警官隊が導入されて強制排除され、狭義の5月革命の終わりを告げた。実質的にはビラであるこの同紙2号は、占拠中に発行されたようである。

L'Unite Ouvriere
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