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『ルージュ(赤)』。Avant Gardeを発行していたJCRの上部組織にあたる「共産主義者同盟」LC(Ligue Communiste)および、その後継組織「革命的共産主義者同盟」LCR(Ligue Communiste Révolutionnaire)の機関紙。ただし創刊はLCの結成(1969年6月)よりも早い1968年9月。LCRは1974に結成。機関紙は2009年まで続き、LCRの解散にともなって同年に廃刊された。これらの組織は、機関紙名から「ルージュ派」とも呼ばれた第四インターナショナル内最大党派である。2009年の解散は、トロツキズム運動の行き詰まりによるというより、反グローバリゼーション運動の高まりのなかで大量の新党員を獲得した結果、党のヘゲモニーが若い世代に移行し、彼らが「トロツキズム」よりもエコロジーやフェミニズムを含んだ「反資本主義運動」の中核として、党を刷新することを求めたためである。その結果LCRは解党し、「反資本主義新党」NPAが生まれた。

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