la cause du peuple

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『人民の大義』。紙名は19世紀に存在した同名の新聞に由来する。68年5月1日に発行された毛沢東派の新聞。9月に「プロレタリア左派」GP (Gauche prolétarienne)が結成されて以降は、その実質的な機関紙となった。毛沢東主義と「自然発生性」重視路線を共存させた。同派は6月にアナキスト系の「3月22日運動」と「青年共産主義者連合(マルクス=レーニン主義派)UJC-ml」が司法当局によって解散を命じられた後、両派の活動家の一部を糾合して作られた。それ以来、同紙はしばしば発禁処分を受け、裁判闘争を通じて支援を得ることになったサルトルが、70年の20号(5月1日刊―本サイト収録)から73年9月まで発行人を務めた。しかし同年4月に彼が『リベラシオン』紙の発行に携わるようになって、『人民の大義』もそこに吸収されて消滅した。

La cause du peuple n°3 La cause du peuple n°14 La cause du peuple n°20
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