Voix Ouvrière

kuline 京都大学蔵書検索

『労働者の声』。トロツキスト系の「共産主義者連合」UE (Union communiste )の機関紙。組織の歴史は第二次大戦前に遡るが、Voix ouvrièreは1956年に創刊された。68年6月の大統領令により、他の極左系メディアとともに発禁処分を受け、名前をLutte ouvrière(次項参照)と変えて再出発して現在まで続いている。機関紙の名前がそのまま派の通称として用いられることが多い。大統領選をはじめ様々な選挙に積極的に参加するが、宣伝活動の一環としての意味合いが強く、指導部は立候補しない。とりわけ、74年から2007年まで、党スポークスマンの肩書きでアーレット・ラギエが6回の大統領選に出馬し、極左の顔となった。

Voix Ouvriere n°25 Voix Ouvriere n°28
Voix Ouvriere n°25 Voix Ouvriere n°28